ファイントラック アセントビヨンフーディは2026年9月3日発売、22,000円(税込み)の新しいウィンドシェルです。ヘルメットとハーネスを着ける岩場や岩稜の山行には、真っ先に勧めたい買いの1着です。
ギアオタクの本命
この1着の生地は、薄い15デニールのナイロンに、細かい穴のあいた膜を重ねています。穴が汗の湿気を逃がし、膜が風と小雨を止め、生地は横に132%伸びる。
だから私は、腕を大きく上げる岩場では、軽さより先にこの伸びと膜で選びます。同じ用途のアークテリクス スコーミッシュより35g軽く、11,000円低いのが決め手です。
この記事の要点
- メンズMで約115g・22,000円。1gあたりの値段は 22,000 ÷ 115 で約191円
- 耐水圧700mmの膜で、霧や通り雨をしのげる。本降りの雨はレインジャケットと組み合わせる
- ハーネスに付けたまま右の内側の腰ポケットに畳める。フードはヘルメットの上からかぶれる
アセントビヨンフーディは登山で買いか
ウィンドシェルは「軽いほど良い」と言われます。ただ、岩場でハーネスを着けると、軽さより先に困ることが出てきます。腕を上げると裾がずり上がる、畳んだ本体の置き場が無い、フードがヘルメットに入らない。
アセントビヨンフーディは、その3つを作りで片づけた1着です。
私はこう判断しました
最初に見たのは、生地の伸びと膜の作りです。横に132%伸びる生地に、耐水圧700mmの膜。次に、同じ岩場向けのアークテリクス スコーミッシュと並べました。
迷ったのは、105gのフーディニより10g重く、5,500円高いことです。それでも、ハーネスとヘルメットを使う人には、裾とポケットとフードの作りで、この差を払う価値があります。
アセントビヨンフーディはいつ発売?値段と数字
| 項目 | アセントビヨンフーディ |
|---|---|
| 発売日・値段 | 2026年9月3日・22,000円(メンズ・ウィメンズとも) |
| 重さ | 約115g(メンズM)・約100g(ウィメンズM) |
| 生地 | 15デニールのストレッチナイロンのリップストップ+細かい穴のある薄い膜 |
| 伸び・耐水圧 | 横に132%・耐水圧700mm(完全な防水ではない) |
| 岩場向けの作り | ハーネスを付けたまま畳める腰ポケット・ヘルメット対応のフード・ずり上がりにくい裾 |
| 色 | チタニウムグレー・ブラック |
アセントビヨンフーディとスコーミッシュの違い|フーディニとも並べる
表は横に動かせます →
| モデル | 重さ | 生地 | 値段 | 1gあたり |
|---|---|---|---|---|
| アセントビヨンフーディ | 115g | 15デニール・伸びる | 22,000円 | 191.3円 |
| アークテリクス スコーミッシュ フーディ | 150g | 30デニール・伸びる | 33,000円 | 220.0円 |
| パタゴニア フーディニ・ジャケット | 105g | 1.2オンスのリップストップ | 16,500円 | 157.1円 |
| ブラックダイヤモンド ディスタンスウィンドシェル | 72g | 15デニール | 24,200円 | 336.1円 |
これは熱く言います。伸びる生地と、ハーネスに下げて畳める作りと、ヘルメット対応のフード。スコーミッシュが持つ岩場向けの3つを、アセントビヨンフーディは全部持っています。
そのうえで 150 − 115 で35g軽く、33,000 − 22,000 で11,000円低い。岩場向けのウィンドシェルを探すなら、私はまずこちらを選びます。
アークテリクス スコーミッシュ フーディ メンズ
楽天の最安は 33,000円(10/14 時点)。店によって 37,800円まで開きがあります。価格は日ごとに動きます。
おすすめ楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見るここは微妙です。生地の厚さは30デニールと15デニールで、スコーミッシュが倍。岩にこすれる場面の多い人には、厚い生地のほうが安心です。
パタゴニア メンズ・フーディニ・ジャケット
楽天の最安は 17,800円(10/14 時点)。店によって 19,800円まで開きがあります。価格は日ごとに動きます。ウェアは、メーカーの寸法表(身長・胸囲・ウエスト)を自分のサイズと見比べて選びます。迷ったら、返品・交換の条件を店のページで確かめてください。
おすすめ楽天市場で見るYahoo!ショッピングで見る岩場を歩かない人は、ほかの4着と軽さで比べた登山ウィンドシェルの軽量ランキングから選ぶほうが合います。フードの下にかぶるヘルメットは登山ヘルメット軽量ランキングで比べました。
耐水圧700mmは、雨の中でどこまで使えるか
耐水圧は、生地の上にどれだけの高さの水を載せると水がしみ出すかの数字です(JIS L 1092 の測り方)。登山のレインジャケットは15,000〜28,000mmの物が多く、700mmはその約20分の1にあたります。
完全な防水ではありません。霧や通り雨の間をしのぐ物と考え、レインウェアは別に持ちます。
こんな人に合います
いちばん合うのは、ヘルメットとハーネスを着ける岩場や岩稜の山行に、軽い風よけを1枚持ちたい人です。横に132%伸びる生地は腕を大きく上げても突っ張りにくく、裾はずり上がりにくい作り。
ハーネスに付けたまま腰ポケットへ畳めて、フードはヘルメットの上からかぶれます。岩場で困る3つを、115gの中で全部片づけているのがこの新作のすごい所です。
同じ岩場向けのスコーミッシュより35g軽く、11,000円低い。この秋に岩場向けのウィンドシェルを1枚買うなら、私はまずこれを手に取ります。
岩場を歩かない日は、もっと軽いフーディニやディスタンスウィンドシェルという選び方もあります。本降りの雨には、レインジャケットを組み合わせます。
よくある質問
アセントビヨンフーディの発売日と値段は?
2026年9月3日発売、22,000円(税込み)です。メンズとウィメンズで同じ値段です。
アセントビヨンフーディとスコーミッシュの違いは?
どちらも伸びる生地で、ハーネスに下げて畳め、フードはヘルメットに対応します。アセントビヨンフーディは35g軽く11,000円低く、スコーミッシュは生地が30デニールと厚い物です。
アセントビヨンフーディの重さは?
メンズMで約115g、ウィメンズMで約100gです。