マムートのブロード ピーク ライト IN フーデッド ジャケット(2026秋冬・10月14日発売)は、泊まりの山で行動中も着る薄手のダウンを探す人には買いです。公式の表示は800cuin・48,400円で、表地は10Dのリサイクルナイロンです。
ギアオタクの本命
このダウンは、羽毛の質より先に、畳み方と用途の書き方を見るべき一着だ。公式は両側のサイドポケットのどちらかに収納でき、用途は泊まりのハイキング・スキーツアー・アルパインクライミングと書く。
だから私は、停滞で着込む厚いダウンではなく、歩きながら着たり脱いだりする薄手の保温着として数える。
この記事の要点
- 公式の表示は800cuin・48,400円。同じ48,400円のナンガ マウンテンロッジ ダウンフーディー(760FP)より、フィルパワーは40高い
- 上位のアイガーノルドワンド ライト ダウン(900cuin)は88,000円で、差額は39,600円。1.82倍の値段になる
- 表地と裏地は10D×10Dのリサイクルナイロン。両側のサイドポケットのどちらかに畳んで収納できる
ブロード ピーク ライトは、歩きながら着る薄手のダウン
ダウンジャケットを買う前に、まず決めたいのは「停滞で着込むのか、歩いている間も着るのか」です。ブロード ピーク ライト IN は、公式の説明を読むかぎり後者の一着です。
公式は、軽量な縫製のマイクロバッフル構造で、アスレチックフィット、薄くかさばらないフード、と書いています。用途は泊まりのハイキング、スキーツアー、アルパインクライミングです。
私はこう判断しました
私が最初に見たのは、用途の書き方でした。公式は、泊まりのハイキング・スキーツアー・アルパインクライミングと書きます。次に、同じ48,400円のナンガ マウンテンロッジ ダウンフーディー(760FP)と比べ、800cuin は40高い数字でした。
迷ったのは、厚いダウンを探す人にも48,400円を勧めるかどうかです。それでも勧めるのは、10Dの表地、サイドポケットへの収納、4色の展開という公式の作りが、薄手の行動着という用途とそろっているから。向くのは、歩きながら着たり脱いだりする保温着を探す人です。
ブロード ピーク ライト IN の値段・素材・FP(公式ページの数字)
| 項目 | 公式の表示 |
|---|---|
| 公式の値段 | 48,400円 |
| フィルパワー | 800cuin |
| 中綿 | DRY DOWN(グレーグースダウン90%・グースフェザー10%) |
| 表地・裏地 | 10D×10Dのリサイクルナイロン |
| サイズ・色 | XS〜XXL(EUROS表記)・4色 |
800cuinのドライ・ダウンとは何か
マムートの特集ページでは、DRY DOWN を、グースかダックの高品質なダウンを100%使い、750フィルパワー以上を確保したうえで、ダウンの撥水加工か表地の防水加工をしたもの、と定義しています。
つまり、このジャケットの800cuinは、羽毛の質の話。ふくらむ量は、ダウンを何g入れたかで決まります。FPだけで暖かさを比べないのが、ダウン選びのこつです。
アイガー ライトとの違いは? 差額39,600円で何が変わる
| モデル | FP | 表地 | 公式の値段 |
|---|---|---|---|
| Broad Peak Light IN | 800cuin | 10Dリサイクルナイロン | 48,400円 |
| Eiger Nordwand Light Down IN | 900cuin | 20D Pertex Quantum(Diamond Fuse) | 88,000円 |
88,000円−48,400円=39,600円。値段は 88,000÷48,400=約1.82倍です。FPは100高く、ここまでは数字で見えます。
ほかの違いは作りです。アイガー ライトは、濡れやすい部位に化繊の中綿(G-LOFT ECO EVOX)を置き、ヘルメット対応のフードとハーネス対応のポケットが付きます。
クライミングの道具として作った服で、ブロード ピークはそこまで求めない人向けです。
おすすめYahoo!ショッピングで探す楽天で「マムート アイガーノルドワンド ライト ダウン IN フーデッド ジャケット」を探す
ナンガ マウンテンロッジと同じ48,400円。何が違う?
当サイトのダウンのランキングで6位だったマウンテンロッジ ダウンフーディーも、公式は48,400円です。こちらは760FPでダウン115g、ふくらみは、FPとダウン量から当サイトが計算した約47.7Lです。
ふくらみを数字で比べたい人には、ナンガのほうが材料がそろっています。逆に、10Dの薄い表地と4色の展開は、マウンテンロッジの公式にない特徴です。
ふくらみで決めたい人はナンガ、薄さと収納の作りで決めたい人はマムートと分けます。詳しい比べ方はダウンジャケットのランキングにあります。
気をつける所
ここは微妙です。10Dの表地は薄い分、枝や岩に擦れる使い方には気を使う服だと、私は読みました。
厳冬期の雪山は公式の用途に出てきません。雪山で着る服として選ぶ前に、メーカーの用途の説明を確かめてください。
買わなくていい人
- テント泊の停滞で、ずっと着込む厚いダウンが欲しい人。この一着は薄手の行動着です。
- ふくらみ(FP×ダウン量)の数字で暖かさを比べて買いたい人。ナンガ マウンテンロッジのほうが比べやすい。
- クライミングでヘルメットとハーネスを使う人。上のアイガー ライトの作りを見ます。
よくある質問
ブロード ピーク ライトは小さく畳めますか
畳めます。公式は、両側のサイドポケットのどちらかに本体を収納できると書いています。
マムートのドライ・ダウンはいつ発売ですか
プレスリリースでは、2026秋冬のドライ・ダウン コレクションの全国発売を10月14日としています。
ブロード ピーク ライトとアイガー ノードワンド ライトの違いは何ですか
FPは800と900、表地は10Dと20D、値段は48,400円と88,000円です。アイガー ライトはヘルメット対応のフードと化繊の併用を備えます。