トレッキングポールの選び方と長さランキング6選の1位はシナノ TWIST

公開 2026年10月14日更新 2026年10月15日ランキング公式の出典 7本広告を含みます

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トレッキングポールの長さは、式よりも買うモデルの公式の身長表で決めます。1位は、100〜115cmで長さを変えられ、1本212g・収納36cmのシナノ フォールダーTWIST115。2位は1本202gで値段が4千円ほど低い FAST-115 カーボンWです。

ギアオタクの本命

長さは「身長の何倍か」ではなく「登りと下りで何cm動かせるか」で選ぶ。シナノは登りで短く、下りで長くする使い方を公式に勧めていて、固定長のポールはそれができない。
だから私は、身長表で真ん中の長さを決めたうえで、上下に15cm以上動くカーボンの折りたたみを取る。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • よく見る「身長×0.63」は、身長168cmで約106cm。メーカーの身長表では、同じ168cmに115cmを当てていて、約9cmの差がある
  • 長さを変えられる幅は、シナノのFAST・ロングトレイルが25cm、フォールダーTWISTが15cm、ブラックダイヤモンドのトレイルが40cm
  • シナノは、平地で約5kgf、大きな段差で約23kgfの力がポールにかかると説明している。ポールはバランスを取る道具で、全体重をかける物ではない

トレッキングポールの長さは「身長×0.63」より身長表で決める

身長168cmなら、よく見る「身長×0.63」の式で約106cmです。ところがブラックダイヤモンドの公式の表は、身長165〜172cmに115cmを当てています。

差は約9cm。だから私は、式ではなく、買うモデルの公式の身長表を先に開きます。

私はこう選びました

最初に見たのは重さではなく、長さを何cm動かせるかです。シナノは「登りでは短めに、下りでは長めに」と公式に書いていて、この使い方ができるかで上と下を分けました。

次に1本の重さと、たたんだときの長さで並べました。日本の山でも海外の山でも登っていると、ポールはザックに付けている時間のほうが長い日があります。このランキングは、楽天で買える物の中で付けています。

シナノ フォールダーTWIST の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

トレッキングポールの選び方は3つだけ

  • 長さ:公式の身長表で真ん中の長さを決め、その長さが調節の幅の中ほどに来るモデルを選ぶ
  • たたみ方:折りたたみは収納が36〜42cm、伸縮(ねじらずレバーで留める型)は55〜65cm
  • 素材:カーボンは軽く、アルミは値段が低い。重さは1本あたりで比べる

トレッキングポール6本の早見表

表は横に動かせます →

順位・モデル長さの幅重さ収納長公式の値段
1位 シナノ フォールダーTWIST115100〜115cm約212g/本36cm30,250円
2位 シナノ FAST-115 カーボンW90〜115cm約202g/本55cm26,400円
3位 シナノ ロングトレイル11590〜115cm約230g/本55cm15,400円
4位 BD ディスタンスカーボンFLZ95〜110cm308g34cm35,750円
5位 BD トレイル100〜140cm480g65cm18,700円
6位 シナノ フォールダーUL(115cm)固定約104g/本42cm14,300円/本
2026年10月14日の各公式ページの表示です。BD はブラックダイヤモンド。値段は税込みで、フォールダーUL だけ1本の値段です(シナノのほかの3つは商品名に2本セットと表示)。ブラックダイヤモンドの重さは公式の表示どおりの数字で、シナノの1本あたりの数字とは比べていません。

身長168cmなら何cm? 長さの計算

固定長のポールの表は2社でそろっています。ブラックダイヤモンドのディスタンスカーボンZは身長165〜172cmに115cm、シナノのフォールダーULは167〜172cmに115cmです。

表の真ん中で割ると、115 ÷ 168.5 = 約0.68。式の0.63より、身長の5%ぶん長く見ています。

長さを変えられるモデルなら、この115cmを幅の中に入れておけば、登りでは短く、下りでは長くできます。シナノの115の3つは、115cmが幅のいちばん上です。
下りで伸ばす余白は残りません。ここは身長170cm前後の人には微妙で、シナノには125cmの型もあります。

なぜこの順位なのか

順位モデルこの順位にした理由
1位フォールダーTWIST115カーボンで長さを15cm動かせて、収納36cmはシナノの3つの中でいちばん短い。
2位FAST-115 カーボンW1本202gで1位より10g軽いが、収納は55cmで19cm長い。
3位ロングトレイル1152本で15,400円と1位の約半分だが、1本230gで1位より18g重い。
4位ディスタンスカーボンFLZ収納34cmは6本で一番短いが、6本で一番高く、重さを1本で比べられない。
5位トレイル長さの幅40cmは6本で一番広いが、収納は65cmで一番長い。
6位フォールダーUL1本104gは6本で一番軽いが、長さを変えられない。

1位 シナノ フォールダーTWIST115|折りたたみで長さも変わる

カーボンの3つ折りで、たたむと36cm。そのうえ100〜115cmで長さを変えられます。折りたたみと伸縮を1本でこなすのが、この型のすごい所です。

微妙なのは調節の幅で、FAST の25cmより10cm狭い。身長141〜167cmの人が、登りも下りも1本で済ませたいときに向きます。

2位 シナノ FAST-115 カーボンW|1本202gで重心が手元

上の段がアルミ、中と下の段がカーボン。シナノは、重心を手元に近づけて振りやすくしたと説明しています。1本202gは、この記事のシナノの3つでいちばん軽い数字です。

気をつけるのは、たたんでも55cmある所。ザックの横に付けて歩く人に向きます。

3位 シナノ ロングトレイル115|2本で1万5千円台

超々ジュラルミンと呼ばれるアルミ(7075)で、2本15,400円。1位の約半分の値段で、長さの幅は25cmあります。

1本230gは1位より18g重く、ここは値段と引きかえです。初めの1組を、値段を抑えて選びたい人に向きます。

4位 ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ|収納34cm

たたむと34cmで、6本の中でいちばん短い。長さは95〜110cmで、フリックロックプラスで留めます。小さいザックに入れたい人には、この34cmが効きます。

ただ値段は6本で一番高い。トレイルランを兼ねる人に向きます。

ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ

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5位 ブラックダイヤモンド トレイル|長さの幅40cm

100〜140cmで、6本の中で長さの幅がいちばん広い。パウダーバスケットが付いてきます。

たたんでも65cmで、ザックに入れる使い方はしにくい。身長が高い人や、家族で長さを変えて使い回したい人に向きます。

ブラックダイヤモンド トレイル の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

6位 シナノ フォールダーUL|1本104g

115cmで1本約104g。1位の半分以下の重さです。2本そろえると、14,300円 × 2 = 28,600円になります。

長さは固定で、登りと下りで変えられません。身長表のサイズがぴったり合い、とにかく軽くしたい人の1組です。

ポールにかかる力はどれくらい? メーカーの数字

シナノの説明では、ポールには平地で約5kgf、大きな段差の登り下りで約23kgf、転びかけたときは約48kgf以上の力がかかります。そのうえで、ポールはバランスを取る道具で、全体重をかける使い方は危ないと書いています。

フォールダーULの115cmの耐荷重は約29kgfで、段差の約23kgfとの差は6kgfです。軽いポールを選ぶときは、重さの横にある耐荷重の数字も読みます。

買わなくていい人

  • いまのポールの長さが身長表に合っていて、ロックもゆるまない人
  • ザックに入れて運ぶことがほとんど無い人。収納長に払うお金は活きません

ポールをザックの中に入れるか外に付けるかで、要る容量も変わります。ザックの容量は用途別のザックの選び方で計算しました。

よくある質問

トレッキングポールの長さは身長の何倍ですか

固定長の公式の身長表を割ると、身長の約0.68倍でした(115 ÷ 168.5)。まずは買うモデルの身長表を見ます。

トレッキングポールは1本と2本のどちらがいいですか

この記事では2本で比べています。シナノは多くの型を2本セットで売っていて、フォールダーULは1本ずつ買う型なので、2本そろえると28,600円です。

折りたたみと伸縮はどちらがいいですか

収納の短さなら折りたたみ(34〜42cm)、値段と長さの幅なら伸縮(55〜65cm)です。フォールダーTWISTは両方を1本でこなします。

この記事に出てきた道具

広告・画像:楽天市場

出典

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