登山ザックの容量の選び方日帰り21L・小屋泊30L・テント泊50Lの本命4つ

公開 2026年10月14日更新 2026年10月15日選び方・数字の読み方公式の出典 7本広告を含みます

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登山ザックの容量は、日帰り21L・小屋泊30L・テント泊50Lを本命にします。日帰りはドイターのスピードライト21、小屋泊はマムートのリチウム30、テント泊はミレーのサースフェー NX 50+。最初の1つを買うなら、私は30Lのリチウム30です。

ギアオタクの本命

ザックは、大きくなるほど1Lあたりが重くなる。本命4つを並べると、12Lで20.6g、21Lで22.4g、30Lで31.0g、50Lで35.0g。
50Lを1つ買って日帰りにも使うと、空のザックだけで1kg以上を余分に運ぶことになるので、私は行く山行の荷物に合わせて大きさを決めます。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • 本命4つの重さは247g〜1,750g。容量で割ると1Lあたり20.6〜35.0gで、容量が大きい物ほど重い並びになった
  • 日帰りの20L前後は、470gのスピードライト21と740gのリチウム20で270gの差。レインカバーが付くと書いてあるのはリチウム20の側
  • オスプレーは容量とは別に、背負う荷物の重さの範囲を出している。ストラトス34は5〜14kg、アトモスAG50は11〜16kg

登山ザックの容量は用途で決める:日帰り21L・小屋泊30L・テント泊50L

登山ザックの容量は、行く山行で決めます。私の本命は、日帰りが21L、小屋泊が30L、テント泊が50L、走る山行が12Lです。

50Lのザックは、空でも重い。ミレーのサースフェー NX 50+ は公式の重さが1,750gで、ドイターのスピードライト21は470gです。差は1,280gで、500mLの水2本半にあたります。

「大は小を兼ねる」で50Lを1つ買うと、日帰りでもこの重さを毎回背負います。そこで用途を4つに分け、それぞれ本命を1つずつ決めました。

私はこう選びました

容量を選ぶとき、私が見た順はこうです。

  • 行く山行。日帰り・小屋泊・テント泊・走る、の4つに分けました。
  • 重さを容量で割った「1Lあたりの重さ」。用途が同じ相手どうしで比べ、軽い側を本命の候補にしています。
  • レインカバーが付くか、背面長の数字が公式ページにあるか。

迷ったのは日帰りで、270g軽いスピードライト21と、カバーが付くリチウム20のどちらを取るかでした。

用途別のザックの容量と本命4つ

表は横に動かせます →

用途本命重さ・容量公式の値段1Lあたりの重さ
日帰りドイター スピードライト 21470g・21L14,850円22.4g
小屋泊マムート リチウム 30930g・30L23,100円31.0g
テント泊ミレー サースフェー NX 50+1,750g・50L39,600円35.0g
走る・速く歩くサロモン ADV SKIN 12247g・12L19,800円20.6g
2026年10月14日の各公式ページの表示で、値段は税込みです。1Lあたりの重さは 重さ ÷ 容量 の自分の計算(例:470 ÷ 21 = 22.4)。ミレーは「セール価格」と表示された数字、サロモンの247gは本体の重さで、付属品込みは323gです。

12Lから50Lへ大きくなるにつれて、1Lあたりの重さは20.6gから35.0gまで上がっています。大きいザックほど、容量のわりに重い。これが用途で分ける理由です。

日帰りは何リットル? 本命は21Lのドイター スピードライト 21

470gで21L。1Lあたり22.4gは、走るためのベストとほぼ並ぶ軽さです。ここは熱く推します。同じ20L前後のマムート リチウム20より270g軽く、3,850円安い。

ここは微妙です。商品ページにレインカバーの記載も背面長の数字もありません。雨の日は中身を防水の袋に入れる前提で、荷物の軽い日帰りに向きます。

カバーを最初から付けておきたい人は、リチウム20です。公式ページに一体型のレインカバーが書いてあり、740g・18,700円。270gをカバーと背中まわりの作りに払う、という選び方になります。

小屋泊の容量は30L:マムート リチウム 30

930gで23,100円、1Lあたり31.0g。取り外せるレインカバーも付きます。30L前後の6モデルを並べたときも、重さと値段の両方がいちばん低い数字でした。

気をつけるのは、30Lのページに背面長の数字が無い点です。背中が短い人・長い人は店で合わせてから決めます。6モデルの順位と背面長の表は、30L前後のザックのランキングにまとめています。

テント泊の容量は50L:ミレー サースフェー NX 50+

1,750gで50L、1Lあたり35.0g。ミレーは「重量のある多くの荷物を携行するテント泊縦走に最適」と説明していて、2気室に対応したレインカバーも付きます。
比べたオスプレーのアトモスAG50より210g軽く、14,300円安い。

気をつけるのは背面長で、M 48cm・L 51cm の2つだけです。48cmより短い背中には、数字で合うサイズがありません。背面長が48〜51cmあたりで、テント泊の最初の1つを探す人に向きます。

ミレー サースフェー NX 50+ の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

背中が短い人は、アトモスAG50の S/M です。背面長を40.5〜51cmの間で動かせて、立体の背面メッシュで背中に風を通す作り。そのかわり1.96kg・53,900円で、重さも値段も上がります。

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走る・速く歩くなら12L:サロモン ADV SKIN 12

本体247gで12L。背負うというより、着るベストの形です。サイズは XS から XL の5つで、公式は「長距離トレイル(60km以上)に最適」と説明しています。

ここは微妙です。12Lなので、小屋泊の荷物は入りません。レインカバーも無く、歩く山行の代わりにはならない。トレイルを走る人と、荷物をしぼって速く歩く人だけの1つです。

本命と比べた相手

表は横に動かせます →

モデル重さ・容量公式の値段1Lあたりの重さ本命との差
マムート リチウム 20740g・20L18,700円37.0g+270g・+3,850円
オスプレー アトモスAG50(S/M)1.96kg・50L53,900円39.2g+210g・+14,300円
2026年10月14日の各公式ページの表示です。差の計算は、740 − 470 = 270g、18,700 − 14,850 = 3,850円、1,960 − 1,750 = 210g、53,900 − 39,600 = 14,300円。アトモスAG50は、並んでいる2つの値段のうち税込みにあたる53,900円です。L/XL は53L・2.06kgで、背面長は48〜58.5cm。

ザックには容量とは別に「背負う重さの範囲」がある

オスプレーは、ザックごとに「推奨パッキングウェイト」を出しています。34Lのストラトス34は5〜14kg、50LのアトモスAG50は11〜16kgです。容量は16L違うのに、上の数字は2kgしか違いません。

大きく違うのは下の数字で、5kgと11kg。数字のうえでは、荷物が11kgに届かない山行は、アトモスAG50が想定する範囲の外です。大きいザックは「たくさん入る物」というより「重い荷物を背負うための物」と私は読みました。

買わなくていい人

  • 30L前後を持っていて、行くのは日帰りと小屋1泊だけの人。20Lを足すより、今の1つで足ります。
  • テント泊をまだ決めていない人。50Lは、テントと寝袋を買ってからで間に合います。
  • 山を走らない人。ベストの形は、歩く山行では容量が足りません。

よくある質問

登山ザックの最初の1つは、何リットルを買えばいいですか

私は30Lを選びます。マムートはリチウム30を「軽いハイキングにもタフなツアーにも対応する」と説明していて、日帰りと小屋1泊を1つでまかなえる大きさです。

日帰り登山に30Lは大きすぎますか

大きすぎるとは考えていません。リチウム30は930gで、21Lのスピードライト21との差は460gです(930 − 470)。日帰りだけと決めているなら、21Lのほうが軽く済みます。

50Lのザックを日帰りに使ってもいいですか

使えますが、サースフェー NX 50+ は空で1,750gあり、スピードライト21より1,280g重くなります。日帰りが多い人は、20〜30Lを別に持つほうが軽く歩けます。

レインカバーが付かないザックは、雨のときどうしますか

別売りのカバーを足すか、中身を防水の袋に入れます。カバーが覆うのは外側だけで背中の側は開いたままなので、着替えはどちらの場合も袋に入れておきます。

この記事に出てきた道具

広告・画像:楽天市場

出典

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