登山バーナー軽量ランキング6台1位は67gで2,800kcal/hのSOTO

公開 2026年10月14日更新 2026年10月15日ランキング公式の出典 11本広告を含みます

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1位は SOTO のウインドマスターです。3本ゴトクを付けて67g、出力は2,800kcal/hで、1gあたりの出力が6台の中で飛び抜けています。いちばん軽いのはプリムスのフェムトストーブⅡの64gですが、差は3gで、出力は700kcal/h低い。

ギアオタクの本命

ガスは缶の中で液体から気体に変わるときに熱を奪うので、使うほど缶が冷えて火が細くなります。山でお湯を沸かすのは、たいてい寒い朝か風のある稜線です。
だから私は、重さが数g違うだけなら、缶が冷えても火力が落ちにくい作りの1台を先に取ります。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • 6台の重さは64〜116g。真ん中は74gで、70g台までが軽いほう
  • 1gあたりの出力は29.4〜41.8kcal/h。ウインドマスターだけが40を超え、残りの5台は29〜34に固まっている
  • 点火装置が公式に書いてあるのは SOTO の2台とプリムスの2台。スノーピークの「地」は、点火装置付きが別モデルで1,870円高い

登山の軽量バーナーは、3g軽くするより火力を取る

いちばん軽いフェムトストーブⅡは64g、ウインドマスターは67g。差は3gで、1円玉3枚分です。その3gで、出力は2,100kcal/hから2,800kcal/hに上がります。

対象は、OD缶(丸くて背の低い登山用のガス缶)にじかにねじ込む、一体型のシングルバーナー6台です。

私はこう選びました

私が最初に見たのは重さです。ただ、6台のうち5台が64〜81gに収まっていて、重さだけでは順位が付きませんでした。そこで出力を重さで割り、1gがどれだけ火力を出すかで並べ直しています。
近い順位は、寒さで火が落ちにくい作りか、点火装置が付くか、値段はいくらかで分けました。

  • 重さは70g台までが軽いほう。数gの差は追わない
  • 寒い朝に使うなら、レギュレーター(ガスの圧を整える弁)の有無を先に見る
  • 点火装置が無いモデルは、ライターを持つ前提で選ぶ

OD缶バーナー6台の早見表

モデル重さ出力公式の値段
1位 SOTO ウインドマスター SOD-31067g2,800kcal/h9,350円
2位 プリムス フェムトストーブⅡ P-11664g2,100kcal/h8,800円
3位 SOTO アミカス SOD-32081g2,600kcal/h6,270円
4位 スノーピーク ギガパワーストーブ 地 GS-100R275g2,500kcal/h6,380円
5位 MSR ポケットロケット273g2,143kcal/h9,020円
6位 プリムス ウルトラバーナー P-153116g3,600kcal/h8,800円
2026年10月14日の各公式ページの表示で、値段は税込みです。ウインドマスターは3本ゴトクを付けた重さ(本体だけなら60g)。MSR は日本総代理店モチヅキの表示です。

1gあたりの出力と値段を計算した

モデル1gあたりの出力1gあたりの値段
ウインドマスター41.8kcal/h139.6円
フェムトストーブⅡ32.8kcal/h137.5円
アミカス32.1kcal/h77.4円
ギガパワーストーブ 地33.3kcal/h85.1円
ポケットロケット229.4kcal/h123.6円
ウルトラバーナー31.0kcal/h75.9円
自分の計算です。1gあたりの出力=出力 ÷ 重さ、1gあたりの値段=公式の値段 ÷ 重さ。

ウインドマスターだけが40を超え、残りの5台は29〜34に固まりました。

なぜこの順位なのか

順位モデルこの順位にした理由
1SOTO ウインドマスター1gあたり41.8kcal/hが6台で1つだけ抜けていて、レギュレーターも付く
2プリムス フェムトストーブⅡ64gで6台中いちばん軽いが、出力は1位より700kcal/h低い
3SOTO アミカス6,270円でいちばん安く点火装置も付くが、2位より17g重い
4スノーピーク ギガパワーストーブ 地3位より6g軽いが、点火装置付きは別モデルで8,250円になる
5MSR ポケットロケット273gと軽いが、1gあたりの出力29.4kcal/hは6台でいちばん低い
6プリムス ウルトラバーナー出力3,600kcal/hは6台で最大だが、116gは次に重い物より35g重い

3位と4位は僅差で、ライターで点ける人なら「地」が上です。

1位 SOTO ウインドマスター|67gで2,800kcal/h

これは熱く言います。67gで2,800kcal/h、そのうえ SOTO は外気温が20℃でも−5℃でも同じ火力を保つと説明しています。ここは微妙です。
値段は6台でいちばん高く、付属の3本ゴトクは小型で、大きい鍋には別売りの4本ゴトクが要ります。

寒い朝や稜線でお湯を沸かす人の1台です。

2位 プリムス フェムトストーブⅡ|64gでいちばん軽い

64gに点火装置まで入っていて、軽さだけなら6台の頂点です。気をつけるのは出力の2,100kcal/hで、6台の中でいちばん低い数字です。ゴトクの径は12cmなので、細身のソロ用クッカーと組む前提になります。

1gでも削りたい、お湯を沸かすだけの人に向きます。

プリムス フェムトストーブⅡ P-116 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

プリムス フェムトストーブⅡ P-116

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3位 SOTO アミカス|6,270円で4本ゴトク

6,270円で点火装置と4本ゴトクが付きます。1位より3,080円安い。ここは微妙です。公式に「マイクロレギュレーター非搭載モデル」と書いてあり、缶が冷えたときの火力は1位と同じにはなりません。

春から秋の日帰りと小屋泊で、最初の1台を探す人に向きます。

4位 スノーピーク ギガパワーストーブ 地|75gで6,380円

1gあたり33.3kcal/hは、1位に次ぐ数字です。気をつけるのは点火で、オートイグナイタが付くのは別モデルの「地 オート」(8,250円)のほうです。

同じスノーピークのクッカーに缶ごと収めたい人に向きます。

スノーピーク ギガパワーストーブ 地 GS-100R2 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

5位 MSR ポケットロケット2|73gで1Lを3分18秒

公式は、1Lの水を3分18秒で沸かし、ガス缶イソプロ227の1本で60分燃えると書いています。ここは微妙です。値段は9,020円で1位と330円しか違いません。

MSR のガス缶や鍋でそろえている人の選択です。

MSR ポケットロケット2 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

6位 プリムス ウルトラバーナー|3,600kcal/hの火力

順位は6位ですが、火力は6台の頂点です。ゴトクの径は14.8cmで、大きめの鍋も載ります。気をつけるのは重さの116gで、1位より49g重い。ガスの消費量も245g/hで、フェムトストーブⅡの170g/hより多めです。

2人分を作る人なら、順位はもっと上がります。

プリムス ウルトラバーナー P-153 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ソロ用クッカーの本命はチタントレック 900

鍋は1つに決めました。スノーピークのチタントレック 900 です。ポット900ml・フタ250mlで175g、公式の値段は5,940円。公式は、250サイズのガス缶1個と「地」を中に収められると書いています。

同じ形のアルミのトレック 900 は265g・3,564円です。90g軽くするのに2,376円、1gあたり26.4円(2,376 ÷ 90)で、バーナーの1gよりずっと安い。

スノーピーク チタントレック 900 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

鍋ごと買うなら、ジェットボイルのスタッシュが比べる相手です。バーナーとクッカーで合計200g・17,000円。「地」とチタントレック 900 を足すと250g・12,320円なので、50gに4,680円を払う計算です。出力は1,134kcal/hと低めです。

この鍋で何を食べるかは、テント泊の食事の記事で、戻すお湯の量から決めています。

寒いとOD缶の火が弱くなる理由

缶の中のガスは液体で、気体に変わるときにまわりから熱を奪います。使い続けると缶が冷え、ガスを押し出す圧が下がって火が細くなる。SOTO はこれを「連続使用時や寒い時のボンベの冷えによる火力低下」と書き、マイクロレギュレーターがそれを解消すると説明しています。

レギュレーターは、缶の圧が変わっても送るガスの量をそろえる弁です。

火器の注意は公式の言葉で

スノーピークは公式ページに「本製品は屋外専用です。屋内、車内、テント等では使用しないでください」と書き、一酸化炭素中毒と酸欠のおそれを挙げています。
ガス缶も、SOTO は使用燃料を「SOTO製品専用容器(OD缶タイプ)」と指定しています。

買わなくていい人

  • 山ではお湯を使わず、行動食とパンで済ませる日帰りの人。
  • 今のバーナーが80g前後で、火力に不満が無い人。

よくある質問

登山のバーナーは何gなら軽量ですか

今回の6台は64〜116gで、真ん中は74gでした。70g台までが軽いほうです。

点火装置は付いていたほうがいいですか

公式に点火装置があると書いてあるのは、ウインドマスター、アミカス、フェムトストーブⅡ、ウルトラバーナーの4台です。「地」は点火装置付きが別モデルで、1,870円高くなります。

ほかのメーカーのOD缶を付けてもいいですか

公式の前提は、同じメーカーの缶です。SOTO は使用燃料を自社の専用容器と指定しています。

この記事に出てきた道具

広告・画像:楽天市場

出典

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