登山のGPS時計の選び方と本命51gで65時間・カメラと電源も

公開 2026年10月14日更新 2026年10月15日選び方・数字の読み方公式の出典 11本広告を含みます

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登山のGPS時計は、重さと、電池の数字がどの測位モードの物かで選びます。本命は COROS APEX 4 の46mmで、51g・最大65時間。山で撮るカメラは DJI Osmo Action 5 Pro、電源は Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) にしました。

ギアオタクの本命

山の電気製品は、電池が切れた時点でただの重りになります。だから私は、機能の多さより先に「1gでどれだけ動くか」を計算し、その数字がいちばん大きい物を本命にします。
時計なら 65時間 ÷ 51g の COROS APEX 4 です。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • GPS時計の電池のもちは、測位のモードで変わる。ガーミン Instinct 3 Dual Power 45mm は GPSモード約40時間、2つの周波数を使うモードでは約24時間
  • アクションカメラの防水は、ケースなしで DJI Osmo Action 5 Pro が20m、GoPro HERO13 Black が10m。公式の撮影時間は240分と2.5時間以上で、測った条件がちがう
  • 同じ10000mAhでも重さは約200gと約212g。Anker の公式はどちらも、スマートフォンの充電を約2回と書いている

登山のGPS時計は、重さと「どのモードの電池か」で選ぶ

ガーミンの Instinct 3 Dual Power 45mm は、公式ページに稼働時間が7つ並んでいます。GPSモードは約40時間、2つの周波数を使うモードは約24時間。同じ時計なのに、設定ひとつで16時間ちがいます。

だから電池の数字は、モードの名前と一緒に読みます。この読み方で比べた本命は、51gで最大65時間の COROS APEX 4(46mm)です。

私はこう選びました

私が最初に見たのは重さです。次に、公式の電池のもちを重さで割り、1gでどれだけ動くかを出しました。値段はそのあとで、数字が近い物どうしを分けるのに使っています。選び方の要点は3つです。

  • 電池は「GPSを使ったときの時間」を見る。時計だけの日数では比べない。
  • 画面に地図が出るかどうかを確かめる。出ない時計は、コースの線と来た道を戻る案内まで。
  • カメラと電源も同じ物差しで、軽さのわりに長く動く物を選ぶ。

登山のGPS時計3つを公式の数字で比べる

モデル重さGPSの電池(1gあたり)公式の値段
本命 COROS APEX 4(46mm)51g最大65時間(1.27時間)69,960円
ガーミン Instinct 3 Dual Power 45mm52g約40時間(0.77時間)71,800円
スント Vertical 2 All Black87g最大65時間(0.75時間)99,000円
2026年10月14日の各公式ページの表示で、値段は税込みです。COROS の重さはナイロンバンドのとき。電池は、COROS が全衛星測位、ガーミンが GPSモード、スントが2つの周波数を使うモードの数字で、条件はそろっていません。スントの重さは仕様の欄の87gで、技術仕様の欄には74gの表示もあります。かっこの中は自分の計算で、電池の時間 ÷ 重さ。

本命 COROS APEX 4(46mm)|51gで最大65時間

これは熱く言います。1gあたり1.27時間は、ガーミンの1.6倍です(1.27 ÷ 0.77)。値段も3つの中でいちばん低い。地形図とトレイル名の入った地図を時計の中に持てます。

ここは微妙です。公式ページに、充電ケーブルは同梱されていないと書いてあります。向くのは、1泊以上の山行で、途中の充電を1つ減らしたい人です。

ガーミン Instinct 3 Dual Power 45mm|52gでソーラー充電つき

COROS と1gしか違わず、ソーラー充電が付きます。気をつけるのは、公式ページに地図を表示する機能の記載が無く、載っているのはコースをなぞる案内と、来た道を戻る TracBack だという点です。

画面の地図が要らない、日帰りと小屋1泊の人に向きます。

ガーミン Instinct 3 Dual Power 45mm の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

スント Vertical 2 All Black|省電力なら最大250時間

2つの周波数を使ういちばん重いモードで最大65時間、省電力のモードなら最大250時間。長さなら3つの中で抜けています。ここは微妙です。87gは COROS より36g重く、値段は29,040円高い。

何日も充電できない縦走を考える人の時計です。

GPS時計の電池が、測位のモードで変わる理由

衛星は、L1 と L5 という2つの周波数で信号を出しています。ガーミンは、この2つを同時に受ける「GNSSマルチバンド」について、過酷な環境でも高精度な位置情報を出せると説明し、同じ所に「選択によっては稼働時間に影響を与えます」と添えています。

受ける信号が増えるぶん、電池を使うわけです。スントも同じで、Vertical 2 は2周波で最大65時間、1周波なら最大75時間。ガーミンは、場所に合わせてモードを自動で切り替える SatIQ という仕組みで電池を延ばすと説明しています。

GPS時計は地図の代わりにならない

スントのユーザーガイドには、警告として「製品の GPS またはバッテリー寿命を完全に信頼しないでください」とあり、地図などの予備を常に使うよう求めています。
時計は、現在地を確かめる道具の1つです。紙の地図とコンパス、スマートフォンの地図アプリは別に持ちます。

登山のアクションカメラは、防水と撮影時間で決める

モデル防水(ケースなし)電池と撮影時間
本命 DJI Osmo Action 5 Pro20m1950mAh・240分
GoPro HERO13 Black10m1900mAh・2.5時間以上
2026年10月14日の各公式ページの表示です。DJI の公式ストアの値段は、スタンダードコンボで税込み50,600円。撮影時間は、DJI が1080p/24fps・画面オフ・室温25℃、GoPro が1080p30の数字で、条件がちがいます。

本命 DJI Osmo Action 5 Pro|ケースなしで水深20m

重さは146gです。決め手は防水です。山で潜ることはありませんが、雨と沢の水しぶきに対する余裕として、GoPro の2倍の数字は効きます。公式の撮影時間は240分で、GoPro の2.5時間(150分)の1.6倍です(240 ÷ 150)。

気をつけるのは、この240分が画面を消した1080p/24fpsの数字だという点です。高い画質で撮れば短くなります。動作温度は−20℃〜45℃と書かれています。

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DJI Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ

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GoPro HERO13 Black|4Kで1.5時間以上

電池は1900mAhで、公式は4K30と5.3K30でも1.5時間以上撮れると書いています。高い画質での時間まで出しているのは、こちらだけでした。ここは微妙です。ケースなしの防水は10mで、DJI の半分です。

登山のモバイルバッテリーは、10000mAhを重さで選ぶ

モデル重さ公式の値段1gあたりの容量
本命 Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)約200g3,490円50.0mAh
Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)約212g3,990円47.2mAh
2026年10月14日の Anker 公式ページの表示で、値段は税込みです。1gあたりの容量は自分の計算で、10000mAh ÷ 重さ。

本命 Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)|約200g

1gあたり50.0mAh。厚さは約16mmで、ザックの雨ぶたに入れても場所を取りません。

気をつけるのは充電できる回数です。公式は iPhone 15 を約2回と書いていて、10000mAhを丸ごとスマートフォンに移せるわけではありません。1泊2日で、スマートフォンと時計を1回ずつ足す人に向きます。

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Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)|ケーブルつき

USB-C のケーブルが本体に付いています。12g重くなる代わりに、ケーブルを1本忘れる心配が消える。ここは微妙です。厚さは約25mmで、本命より9mm厚い。

Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル) の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)

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電池で動く道具は、もう1つあります。ヘッドランプです。充電式か乾電池かで、この電源に頼る量が変わります。ヘッドランプのランキングを読む

買わなくていい人

  • 日帰りが中心で、スマートフォンの地図アプリと紙の地図で足りている人。時計は後回しでかまいません。
  • 写真はスマートフォンで撮り、動画を撮らない人。アクションカメラは要りません。
  • 10000mAh前後のモバイルバッテリーをすでに持っている人。12gの差のために買い替える理由はありません。

よくある質問

登山にGPS時計は必要ですか

地図の代わりにはなりません。スントはユーザーガイドで、GPS と電池を信頼しきらず、地図などの予備を常に使うよう警告しています。紙の地図とコンパスに、現在地を確かめる道具として足す物です。

登山のGPS時計は、電池が何時間あればいいですか

歩く時間より、使うモードの時間が長ければ足ります。今回の3つは GPS を使って約40〜65時間で、同じ時計でもモードで16時間ちがうので、モードの名前と一緒に読みます。

登山のモバイルバッテリーは何mAhが要りますか

Anker の公式は、10000mAhでスマートフォンを約2回充電できると書いています。泊まる日数と、充電する道具の数から逆算します。

この記事に出てきた道具

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出典

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