ティフォン ウォーム ジャケットは2026年10月14日発売(公式)。寒い時期の雨とみぞれ用に、防水のシェルを1着で済ませたい人には買いです。ただし504g(M)あり、夏も同じ1着で通したい人にはティフォン50000のほうが合います。
ギアオタクの本命
この服に中綿は入っていない。保温は、防水の生地の裏を起毛させた分だけで作っている。だから私は、これを防寒着としてではなく、中に着る1枚を減らせるかもしれない防水シェルとして数える。200gの差は、薄いフリース1枚ぶんと見比べて決める。
この記事の要点
- ティフォン50000ストレッチ ジャケット(304g・35,200円)との差は、200gと4,400円。耐水圧は10,000mm高く、透湿性の表記は10,000低い
- 1gあたりの値段は78.6円。ティフォン50000の115.8円より安いが、これは重いから下がっているだけ
- 同じ生地のパンツ(348g・33,000円)と上下をそろえると、852g・72,600円になる
ティフォン ウォームは「暖かいレインウェア」ではなく、裏が起毛の防水シェル
名前に「ウォーム」と付くので、中綿入りを思い浮かべる人が多いはずです。公式の商品ページに中綿の記載はありません。書かれているのは「保温性を高める裏起毛仕様」の1行で、素材はナイロン100%です。
発売は2026年10月14日(公式リリース)。この記事は、発売日の時点で公式に出ている数字で判断しています。
私はこう判断しました
最初に見たのは重さです。504g(M)は、ティフォン50000ストレッチ ジャケットの304gより200g重く、値段の差は4,400円。迷ったのは、この200gを「重い」と見るか「中の1枚ぶん」と見るかです。
それでも勧めるのは、耐水圧30,000mmとストレッチと裏起毛が1着に入っていて、寒い時期に持つ枚数を考え直せるから。向くのは、秋の終わりから春先の雨とみぞれの日に歩く人です。
ティフォン ウォーム ジャケットの重さと公式の数字
| 項目 | 公式の表示 |
|---|---|
| 公式の値段 | 39,600円 |
| 重さ | 504g(Mサイズ) |
| 耐水圧 | 30,000mm |
| 透湿性 | 40,000g/m2/24h |
| 生地 | ティフォン ウォーム・ナイロン100%・ストレッチ |
| 裏地 | 裏起毛 |
| サイズ | XS・S・M・L・XL(ユーロサイズ) |
ここは熱く言います。1gあたりの値段は78.6円(39,600円÷504g)で、ティフォン50000の115.8円よりずっと安い。ただし軽い服ではないので、この数字は「生地の量のわりに安い」と読みます。
ティフォン50000との違いは、200gと4,400円
| モデル | 重さ | 耐水圧/透湿性 | 公式の値段 |
|---|---|---|---|
| ティフォン ウォーム(今回) | 504g(M) | 30,000mm/40,000 | 39,600円 |
| ティフォン50000ストレッチ | 304g | 20,000mm/50,000 | 35,200円 |
| ティフォン ストレッチ | 300g | 30,000mm/50,000 | 36,300円 |
| ウォーム ネクスト ストレッチ(前のモデル) | 514g | 30,000mm/40,000 | 38,500円 |
50000との差は、504g−304g=200g、39,600円−35,200円=4,400円です。耐水圧は10,000mm上がり、透湿性の表記は10,000下がります。
裏地は、50000が15デニールのニット、ウォームが起毛です。
夏の雨にも同じ1着を使うなら、私は50000を選びます。数字と作りはティフォン50000ストレッチ ジャケットのレビューに書きました。
耐水圧30,000mmは欲しいが起毛は要らない人には、ティフォン ストレッチ ジャケットがあります。ウォームより204g軽く、3,300円安い。
前のモデル「ウォーム ネクスト ストレッチ」との差
公式の数字では、10g軽くなり、通常の値段は1,100円上がり、Mの着丈が72cmから74cmに伸びました。耐水圧と透湿性の表記は同じです。
リリースが前に出しているのは立体裁断「Mont 3D」で、変わったのは生地より型紙です。ここは微妙です。前のモデルが値下がりしていれば、そちらで足ります。
透湿性40,000を、他社の数字と並べない理由
透湿性は、生地1㎡が24時間に通す水蒸気の重さで、JIS L 1099 という規格で測ります。規格の中に吸湿剤の違うA-1法とB-1法があり、検査機関のニッセンケンは、B-1法のほうが大きな数字が出ると説明しています。
ミレーは測り方を書いていないので、40,000は、同じミレーの50,000と比べるところまでにします。
冬に使うときの気をつける所
ミレーはこの服を「厳しい寒さでのトレッキング」向けの秋冬用と説明し、特集ページでは雨や雪の中での登山を挙げています。何度まで使えるかという気温の目安は載っていません。中に何を着るかは、行く山と季節に合わせて別に決めます。
換気も弱点です。脇の下を開けるジップは書かれておらず、公式が挙げているのは、前のジップの上にあるスナップボタンを留めて前を開ける使い方です。登りで暑くなる人は、ここを先に知っておきます。
ほかのメーカーの軽い1着と並べるなら、レインジャケットのランキングに重さと値段をまとめています。
上下をそろえると852g・72,600円
同じ生地の「ティフォン ウォーム パンツ」は348g(M)・33,000円。504g+348g=852g、39,600円+33,000円=72,600円です。
買わなくていい人
- レインジャケットを夏山の1着として探している人。200g軽い50000か、ティフォン ストレッチで足ります。
- 前のモデルのウォーム ネクストを持っている人。公式の数字の差は10gと着丈2cmです。
- 軽さを最優先にして、保温は中に着る物で調節したい人。
よくある質問
ティフォン ウォームとティフォン50000の違いは何ですか
裏地が起毛か薄いニットかの違いです。ウォームは200g重く4,400円高く、耐水圧は10,000mm高く、透湿性の表記は10,000低い。
ティフォン ウォーム ジャケットの重さは何gですか
メンズのMサイズで504gです。パンツは348g(M)で、上下の合計は852gになります。
ティフォン ウォームは冬の山で使えますか
公式の説明は「厳しい寒さでのトレッキング」向けの秋冬用、までです。使える気温は書かれていないので、行く山に合わせた装備の中の1枚として考えます。
この記事に出てきた道具
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- ミレー 公式オンラインストア ティフォン ウォーム ジャケット(メンズ)MIV03255
- ミレー 公式 お知らせ(2026年10月14日のプレスリリース)TYPHON WARM
- ミレー 公式 TYPHON WARM ティフォン ウォーム 特集ページ
- ミレー 公式オンラインストア ティフォン ウォーム パンツ(メンズ)MIV03257
- ミレー 公式オンラインストア ティフォン50000ストレッチ ジャケット(メンズ)MIV01479
- ミレー 公式オンラインストア ティフォン ストレッチ ジャケット(メンズ)MIV03168
- ミレー 公式オンラインストア ティフォン ウォーム ネクスト ストレッチ ジャケット(メンズ)MIV03119
- ニッセンケン品質評価センター テキスタイルと水分に関する性質 その2